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思春期に拒食症にかかるリスク

2019年07月25日
お腹の脂肪を心配する男性

拒食症とは、ダイエットが加速して空腹でお食事を制限したり、食べることへの恐怖感や罪悪感が行き過ぎることで起こる心の病気です。

拒食症は、特に10代から20代の思春期にかかるリスクが高いです。
拒食症の始まるきっかけは、軽いダイエットから始まることが多いですが、拒食がエスカレートする背景には思春期が関係しています。
思春期は、少女から大人の女性への移行期でもあり、自己のアイデンティティを確立する大切な時期です。
思春期には、女性としての外見の魅力を高めることが目標になりやすく、強い願望と社内的なプレッシャーから極端なダイエットに走ることがあります。
また、外見へのコンプレックスや家庭環境、心理的問題などが絡むことで、プレッシャーが増幅します。

拒食症が招く広範なリスクとしては、拒食に伴う抑うつ症状や栄養失調による身体的問題などを引き起こします。
病的落ち込みを伴いやすいため、自殺するリスクにも注意が必要になります。
また、生体活動をさせる栄養摂取が不足してしまうため、筋肉量の低下やむくみ、貧血、脱水、35度以下の低体温、産毛の発生などが起こります。
他にも、女性ホルモンのバランスが崩れることで、月経が止まったり、骨密度が低下し、骨折しやすくなる骨粗鬆症、白血球数が減少し、風邪などの感染症への抵抗力が低下します。

身体に大きなダメージが起こる前に精神科や神経科などを受診させる必要があります。
拒食症の一番の問題は、低栄養による身体衰弱となるため、まず、栄養失調によって損なわれた身体機能を回復させることになります。
標準体重を30%以上、下回る場合には、緊急入院し、食事回数や食事の摂取カロリーをコントロールすることになります。