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無理なダイエットが引き起こす拒食症の症状

2019年06月10日
体重を気にする女性

摂食障害は大別すると、拒食症と過食症に分けられます。

拒食症はエネルギー摂取を極端に節制してしまう症状で、重度になると何も食べられなくなります。

拒食症の原因で多いのが、無理なダイエットです。
もちろん、これ以外にも過度なストレスや自己否定感などから発症することもありますが、ダイエットの間違った捉え方によるケースは症例が多いです。

拒食症の症状は、食事からエネルギーを摂取するのを避ける他に、激しい運動をしたり、長時間入浴して無理に汗をかくなど、極端なものが多いです。
こういった行動は命の危険を伴うこともあり、拒食症患者では死亡例もあります。

拒食症と過食症は別々の症状のように見えますが、原因となっているのは自己否定感であることが共通しています。
そのため、拒食症から過食症に移行する例も少なくありません。
また、拒食と過食を行ったり来たりすることもあります。

拒食症の全てが無理なダイエットによるものではありませんが、間違ったボディイメージを持ってしまうと、痩せていることが美しいと考えてしまい、太ることを極端に恐れるようになります。

摂食障害患者の9割は女性と言われていますが、最近では男性の患者も増えています。
これは、痩せていることを善とする社会的な風潮が原因であるとされています。

摂食障害は現在では難病にも登録されている病気で、一度治っても再発することもあります。
また、周囲から見ると完治したように見えても、本人の心の中では食事をすることへの恐れが残っていることも多いです。

摂食障害が完全に治ったと言えるのは、ありのままの自分を受け入れられるようになった時です。
どんな体型でも、どんな生き方でも自分は自分という認識ができるようになって初めて、摂食障害が治ったと言えます。